カメラで撮影された色は実際の色調とは異なる場合が多くあります。
・カメラレンズでの個性があり、色のバランスが異なる。
・光の色(ストロボや自然光、照明)によっても色が異なる。
・フィルムカメラの場合、フィルムの製造ロッドや現像液の状態、 または現像時の温度・湿度でも色が変わります。
・パソコンの場合、モニタによってすべて色は違います。特に液晶モニタでは色の異なりはかなり大きいのです。 正直なところ画像データの添付は修復物を製作する際の重要な資料となりますが、大事な色伝達はできません。→カメラや撮影条件などで、毎回色は異なっています。そこでシェードガイドを一緒に写し込んで、シェードガイドが本当の色になるようにキャリブレーションする方法にしました。このように赤っぽい写真でも、一緒に写し込んだシェードガイドを基準にキャリブレーションすると歯が歯の色になります。
技工指示に画像添付?
歯科医師がシェードガイドを患者さんの歯にあて、その色を技工指示書に記入して製作依頼をします。これでは患者さんの歯牙情報が少なすぎ、実際の歯牙の持つ白斑や色の分布などを再現することは不可能です。実際の歯牙は複雑な面相などを持ち、色も複雑に重ねあった状態となっています。それを解決するには技工指示書に画像データを添付する方法もありますが、画像データの添付だけでは限界があります。どんな問題点があるでしょうか?
問題点